クマネズミのねずみ退治にはリン化亜鉛を使おう

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殺鼠剤や粘着トラップや捕獲器でねずみ退治しているのに、夜中に天井で始まる大運動会が一向に収まらない。そのねずみは、スーパーラットかもしれません。
スーパーラットは、殺鼠剤に対して耐性を持つねずみのことです。

このスーパーラットのほとんどがクマネズミだとされており、配線ケーブルなどを通じて昇り降りできるため、都市部のビルに生息していましたが、再開発により住宅街へ移動したと考えられています。

このクマネズミは運動能力が高く、ちょっとしたつるやロープなどを通じて移動しながら住宅に侵入して巣を作ります。スーパーラットは毒への耐性があります。

通常のクマネズミなら殺鼠剤を含んだ餌を食べると長くても2週間ほどで死にますが、スーパーラットは最大で400日以上、平均にすると160日以上生き続けるので、普通のクマネズミに比較すると10倍~30倍以上の耐性があります。

一般住宅の中で、殺鼠剤に体制を持つスーパーラット同士が交配し、より耐性を強めたスーパーラットが生まれるという悪循環が起きているのです。

クマネズミは警戒心が強いことから粘着トラップなどに簡単には引っかかってくれません。

クマネズミを対象としたねずみ退治では、リン化亜鉛という殺鼠剤を使うと効果を発揮します。



リン化亜鉛は、ねずみの巣や通り道に餌と混ぜて置きます。



クマネズミが殺鼠剤を食べると、胃液がリン化亜鉛と反応し毒ガスを発生させて殺します。



リン化亜鉛は、ドブネズミ用のワルファリンやクマリンなどで効果を発揮しない、クマネズミに対する有効なねずみ退治用殺鼠剤です。